通勤での注意点
Q
公共の乗り物に乗って通勤しています。感染予防はどうしたらよいでしょうか? (QA02-11)
A
厚生労働省・専門家会議は、新型コロナウイルス感染症とともに生きていく社会を前提とし、感染拡大を予防するための「新しい生活様式」を示しています。公共交通機関において、会話は控えめにする、混んでいる時間帯は避ける、徒歩や自転車利用も併用するといった対策が示されています。
公共交通機関の事業者に対しては、上記の対策のほか、通勤時、外勤時の移動においては、電車等の車内換気に協力することが要請されています。
専門家会議のメンバーで日本環境感染学会理事長の吉田正樹医師による注意点の解説がありますので、動画もご参照ください。
(具体例)
- 出社・帰宅時、飲食前の手洗いや手指のアルコール消毒を徹底すること。
- 咳エチケットを徹底すること。
- 公共交通機関を利用する際は、マスクを着用すること。
- 可能な限り車内で他の利用者との距離をとること。
- 通勤時の移動においては、電車等の車内換気に協力すること。
- 通勤時の移動で、電車、バス、タクシー等を利用する場合には、不必要 な会話等を抑制すること。
- 多くの人が公共交通機関に集中することを避ける観点から、時差通勤のほか、可能な場合には公共機関を利用しない方法(自転車通勤、徒歩通勤等)の積極的な活用を図ること。
参考文献
参考(1):厚生労働省「新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
参考(2):厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス 感染症対策の状況分析・提言」(2020年5月4日)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00093.html
参考(3):NHK「専門家会議「新しい生活様式」の実践例」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/view/detail/detail_08.html
参考(4):厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の大規模な感染拡大防止に向けた職場における対応について労使団体に要請しました」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10631.html
参考(5):厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の大規模な感染拡大防止に向けた職場における対応について(要請)」
https://www.mhlw.go.jp/content/11303000/000617466.pdf
参考(6):TBS News「通勤や職場での感染予防」
https://www.youtube.com/watch?v=ukd07diURUA