発症が疑われる場合
Q
発症が疑われる人がいる場合に、医療機関にかかるまでどう対策したらよいですか? (QA01-19)
A
発熱、咳、痰、息切れなどの症状が新規に発生していないか、各利用者を1日2回チェックします。
高齢者は発熱を伴わないこともあるため、意識の低下や活動性の低下、下痢などの症状にも注意します。
上記の症状が持続または増悪する場合には医療機関を受診します。症状発生から医療機関受診までは、COVID-19疑いとして隔離などの対応をします。
参考文献
参考(1):WHO「長期療養型施設における COVID-19 感染予防と制御に関するガイダンス(暫定ガイダンス)」
https://extranet.who.int/kobe_centre/sites/default/files/20200321_JA_LTC.pdf
参考(2):「Infection prevention and control of epidemic-and pandemic prone acute respiratory infections in health care」
https://www.who.int/csr/bioriskreduction/infection_control/publication/en/
参考(3):Lancet Respir Med Feb 24, 2020「Clinical course and outcomes of critically ill patients with SARS-CoV-2 pneumonia in Wuhan, China: a single-centered, retrospective, observational study」Yangほか
https://www.thelancet.com/journals/lanres/article/PIIS2213-2600(20)30079-5/fulltext