障害者に対する検査
Q
障害者就労継続支援を行っています。利用者は重症化のリスクが高いと思いますが、症状が軽ければ検査してくれないのでしょうか? (QA02-09)
A
最寄りの保健所などに設置されている「帰国者・接触者相談センター」に相談する際の症状の目安については、厚生労働省より5月上旬に以下のように変更されました。
(1) 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
(2) 重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
※高齢者をはじめ、基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患など)など)がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方
(3) 上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)
上記1)〜3)のうち、少なくとも1つ以上の条件にあてはまる場合はすぐにご相談ください、と記載されています。
地域によっては、医師会や診療所等で相談を受け付けている場合もありますので、ご活用ください。
参考文献
参考(1):厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け) 令和2年5月10日時点」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q5-1
参考(2):厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養及び自宅療養の対象並びに自治体における対応に向けた準備について(4月2日付事務連絡)」
https://www.mhlw.go.jp/content/000618525.pdf